私の祖母は足が不自由で車椅子を使っているため、いつも障害者用の駐車場を利用している。ある日、家族で大型デパートに買い物に行ったとき、いつものように障害者用駐車場に車を停めようとした。そのとき、横から若いカップルが乗った車が突然割り込んできた。
男性と女性が車から降りてきたが、どちらも特に障害があるようには見えなかった。私が車から降りてそのカップルの車を見てみると、障害者用のマークもなく、明らかに不正に停められていたことが分かった。直接注意するのは怖かったので、近くにいた警備員に「障害者用の場所に健常者の若いカップルが停めている」と伝えた。
警備員はすぐに対応し、カップルに「ここは障害者専用の駐車場です。他のスペースへ移動してください」と優しくお願いした。しかし、男は不満そうに「は?俺たち客なんだけど、空いてたからいいだろ?」と反発。そして、隣にいた女性は「てか、障害者より社会貢献してる私たちにそんな態度するんだ。私たちの税金で食べさせてあげてるのにね」と、ますます横柄な態度を見せた。
驚いたのは、その後の警備員の対応だった。警備員は冷静に、しかし毅然とした態度で言った。「これは大変失礼しました。どうぞ、お停めください。」男と女は何の反応も示さず、店内へ向かおうとしたが、そのとき警備員が再度声をかけた。「いえ、あなたたちは障害者なので、こちらのスペースに停めていただいて結構です。」
男は振り返り、「おい、今なんて言った?」と怒鳴った。
警備員は冷静に続けた。「聞こえませんでしたか?ここが障害者専用だと分かっていて停めているということは、目と聴覚に障害をお持ちだということです。どうぞ、お停めください。」その言葉に男は「ふざけんな!俺たちはまともだ!」と叫び、女も「クレーム入れてやるから!」と怒鳴り返した。
その瞬間、警備員の表情が一変した。「いい加減にしろ!ここの警備が俺の仕事だ。文句があるなら本社にでも何でも言え!」と、男と女に向かって声を荒げた。その後、カップルは一目散に車に乗り込んでその場を離れていった。
私は警備員にお礼を言い、「もしクレームが来たら証言者になりますので」と伝えた。警備員は笑って「大丈夫ですよ、万が一来たとしても、適当に始末書を書いておけば済みますから」と冗談を言ってくれた。
そのおかげで、私たちは無事に専用の駐車場に停めることができ、安心して買い物を楽しむことができました。警備員の冷静な対応に感謝し、このような不正に立ち向かう姿勢に心から敬意を表します。
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