ある母親が体験したエピソードが、SNSを通じて広く拡散され、ネット上で激しい議論を巻き起こしている。
出来事の舞台は、とあるファミリーレストラン。0歳の娘と共に来店していたこの母親は、注文した料理を待っている間、娘が急に大便をしてしまい、激しく泣き出したことに気づいたという。慌てた母親は、娘を目の前のテーブルに寝かせ、その場でオムツの交換を始めた。
すると、隣の席にいた中年男性が驚いた様子で声を上げた。「何やってるんだ、ここは食事をする場所だぞ!」
この発言に、母親は「赤ちゃんに対して大の大人が怒るなんて信じられませんでした。赤ちゃんがトイレに行って排泄すると思いますか?オムツってそういう時のためのものじゃないんですか?今の日本は、子供や子育て世代に対してあまりにも冷たく、余裕がなさすぎると思います。
」
この投稿は瞬く間に拡散され、多くのコメントが寄せられた。しかし、その大半は母親に対して批判的な内容だった。
「誰が排泄物のついたかもしれないテーブルで食事をしたいと思いますか?」「この男性は赤ちゃんに怒ったのではなく、あなたの常識のなさに怒ったのだと思います。」
確かに、赤ちゃんがどこであっても排泄するのは自然なことだし、オムツを交換しなければならない状況はよくある。しかし、それを「みんなが食事しているテーブルの上」で行う行為は、衛生的にも、公共マナーの観点から見ても、到底容認できるものではない。
この件を受け、育児中の母親と周囲の人々との意識のズレが改めて浮き彫りになった。子育てに理解を示す社会であるべきという意見も当然あるが、それと同時に、公共の場での最低限の配慮やマナーは、誰もが共有すべき常識である。
「赤ちゃんだから許される」「子育て中だから仕方がない」という一方的な主張が、かえって子育て世代への風当たりを強くしてしまう危険性もある。
思いやりと配慮は双方向であるべきなのだ。
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