ある日、私はバスでイヤホンをつけて英会話教材を聞いていたのだが、音量はとても小さく、周囲の人々に迷惑がかかることはないだろうと思っていた。その時、おっさんが突然声をかけてきた。「車内で音楽を聴いていいと思ってんのか?」と、いきなりのいちゃもんに少し驚いた。
正直、どうせ「若者+イヤホン」だけで無条件に文句を言いたいだけだろうと思い、私は何も言わず音楽を切って無視することにした。
しかし、その後、五分ほど経過した頃、突然髪の毛をぐしゃっと掴まれた。「いい加減音楽を切れ。お前の音が周りにどれだけ迷惑かけてんのか分からんのか!」と、今度は声を荒げてきた。
さすがに私も堪忍袋の緒が切れ、冷静に答えた。「さっきから音切ってますけど、というか、実はあなたがガムをかんでる音が大きすぎて気持ち悪いからイヤホンをしてるんですけど。その音が周りにどれだけ迷惑をかけてるのか考えたことありますか?」と言い返した。
その瞬間、後ろに座っていたOLさんが「その通り!」と声をあげ、私の言葉に賛同してくれた。おっさんはしばらく黙っていたが、結局何も言わずに私を無視した。
その後、バスの中は静まり返り、私もまたイヤホンをつけて静かに外の景色を眺めながら、何とも言えない達成感を感じていた。周りの人たちも、無言で私を支持してくれたような空気が漂っていた。あのおっさんには、せめて周囲に気を使ってほしいものだと思う。
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