毎日が忙しく、急いで出かけなければならない日も多い。しかし、最近近所の駐車場にトラックが無断で停められているのが問題になっていた。最初は一度きりのことだろうと思っていたが、なんとそのトラックは毎日、僕の帰宅時間にぴったり合わせて駐車していたのだ。最初に注意をしても、ドライバーは全く反省する様子もなく、僕の警告を無視して停め続けた。
最初の頃は、「一時的な停車だから仕方がない」と思っていたが、日を追うごとにその態度がひどくなり、ついには僕の車が出せないという状況になった。警察にも相談したが、敷地内の問題には介入できないと言われ、何もできなかった。配送業者にも連絡を入れたが、彼らも「一時停車だから多めに見てほしい」と、全く改善の兆しが見えなかった。
このままでは終わらないと感じた僕は、ついに決断を下すことにした。「もう限界だ」と感じ、これ以上この問題を放置するわけにはいかないと思った。僕は自分の車をそのトラックの前に停め、出れないようにした。そのまま、1年間の海外出張に出かけることにした。帰ってきたときにどうなっているか、それまでに何か変化があれば、それを確認することにした。
1年後、ようやく帰国したが、予想以上に大変なことが待っていた。トラックのドライバー、そしてその配送業者の担当者と、さらに弁護士が現れ、我が家での話し合いが始まった。ドライバーは「1ヶ月近く車に乗れなかったから、レンタカーを借り、さらに弁護士まで雇った」と主張し、あれこれと補償を求めてきた。
だが、僕は冷静に反論した。「無断で停められていたのはお前の責任だ。警察にも確認を取って、あの場所での駐車は無許可だと確認を取った。それに、車を動かせない状況にしたのは、すべてお前が悪いのだ」と、きっぱりと言い切った。弁護士もその点について納得したようだった。
その後、話し合いは何とか円満に解決したが、驚くべきことに、その後の調査で、このドライバーが他の私有地にも無断駐車を繰り返していたことが判明した。
無断駐車の件は、最終的に15件も発覚し、それに関する損害賠償は250万円にも上った。そして、配送業者側にも大きな損害賠償を請求し、結果的に500万円もの借金を背負わせることになった。
こうして、無断駐車によって引き起こされた騒動は、思いもよらない形で解決を見た。しかし、僕にとっては、この1年間の出来事が一つの大きな教訓となった。自分の権利を守るために必要な行動を取ること、そして、正当な手段で問題を解決することの大切さを痛感した。
結局、無断駐車という小さな問題が、大きなトラブルへと発展し、その過程で多くのことを学んだ。しかし、最も大切なのは「自分の土地を守ること」に他ならなかった。それは誰にとっても基本的な権利であり、侵害されてはいけないものだ。
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