昨年、同僚は、6歳年下の女性と結婚した。二人の新婚生活は順調に始まったように見えたが、ある日、彼らの関係に大きな亀裂が入る出来事が起こった。それは、USJ（ユニバーサル・スタジオ・ジャパン）での一日が引き金となった。
同僚は絶叫系のアトラクションが大好きで、その日も早朝から張り切っていた。しかし、奥さんは乗り物酔いしやすく、三半規管が弱いため、絶叫系のアトラクションには乗れないことを繰り返し伝えていた。同僚は「みんなで乗ろうよ。混んでくる前に乗っちゃおう」と強引に誘い、結局奥さんを無理やり一緒に乗せた。
しかし、アトラクションが終わった直後、奥さんんの体調は急変した。
彼女は吐き気を催し、顔色も悪くなり、急いでトイレに駆け込んだ。同僚はその後も気にせずアトラクションを楽しみた。
「30分も経ってるし、ちょっと長すぎるな」と思いながらも、同僚は携帯で連絡を試みる。しかし、奥さんからの返答はなかった。「拗ねて嫌がらせをしている」と思い始め、そのまま放置して再び遊びに行くことに決めた。
一方、奥さんはトイレの中で吐き気と体調不良に苦しんでいた。数回トイレの扉をノックされたものの、彼女は答える気力もなく、ただひたすら耐えていた。何度も何度も時間が過ぎ、もうこれ以上トイレに籠もっていることは迷惑だろうと感じた美咲さんは、外のベンチに座ってしばらく休んでいた。やっと動けるようになった時、親切なご夫婦が声をかけてくれ、車椅子で救護室まで運んでくれることになった。
奥さんが救護室に運ばれたことを聞いた同僚は、急いで向かったものの、車椅子代として500円を請求され、激怒した。自分の妻が体調不良で困っているのに、そんなことで怒るのかと呆れてしまった。その後、疲れ切った奥さんは実家に帰ることを決めた。
ところが、同僚は全く反省しなかった。結果として、同僚の両親は土下座をして謝罪したものの、結局、時間はかかるものの、一応「猶予期間」を設けることになった。
現在、同僚は離婚協議中であり、今後の行方が気になるところだ。仲間内では「やり直す期間と見せかけて証拠をしっかり集めているのでは？」という声も上がっている。同僚の行動を見ていると、もしかすると、本当にその可能性も否定できないかもしれない。
奥さんがどんな決断を下すかはまだわからないが、少なくとも、同僚がこのまま無反省でいる限り、二人の未来は暗いと言わざるを得ない。
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