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天井からビスが突き出てきたので上の階に確認しに行ったら“関係ない”とドアを閉められたので、別の方法で全部解決した話
2026/05/02 告発

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「1階の天井から、いきなりビスが飛び出してきた。」

最初に気づいたのは長女だった。

「これ何?」って指差されて見た瞬間、背筋がゾッとした。

普通に生活している場所の真上から、金属が突き出ている。

位置的にも高さ的にも、もし頭に当たってたら普通に危ない。

急いで脚立を持ってきて確認した。

しっかり天井を突き破っている。

しかも、かなりの長さ。

——これ、絶対上からだろ。

すぐに2階を確認しに行った。

床は一見、何ともない。

でも、この角度と位置。

どう考えても上の部屋のどこかから貫通してきている。

そのまま上の部屋の前まで行って、インターホンを押した。

……出ない。

もう一回。

出ない。

三回目。

四回目。

五回目。

ようやく、ドアが少しだけ開いた。

中から顔を出したのは、無表情の男だった。

私はすぐに状況を説明した。

「すみません、下の階なんですが、天井からビスが出てきていて——」

最後まで言い切る前に、返ってきたのは一言。

「うち関係ないんで」


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……は?

思わず聞き返しそうになった。

でも、位置的にも明らかにこの部屋の真下。

「一度、中を確認させてもらえませんか?」

そう言うと、即答だった。

「無理です」

食い気味で返された。

「いや、でもこのままだと危ないので——」

「だから関係ないって言ってるでしょ」

完全に遮られた。

その態度に、正直一気に温度が変わった。

それでも一応、冷静に続けた。

「せめて一度、状況だけ一緒に確認していただけませんか?」

そう言った瞬間。

ドアが、バンッと閉まった。

思ったより大きな音で、少しびっくりした。

その直後。

中から聞こえてきた。

「しつこいんだよ」

——ああ、そういうタイプか。

一瞬だけ、その場で立ち尽くした。

でも、すぐに考えを切り替えた。

これはもう、個人で話す相手じゃない。

そのままスマホを取り出して、管理会社に連絡した。

状況を説明して、写真も送った。

天井の状態、位置、ビスの長さ。

全部。

電話口の担当者も、少し驚いた様子だった。

「それは…危険な状態ですね」


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「すぐ確認します」

その日のうちに、管理会社から連絡が来た。

「上階の住戸に連絡を取ります」

そして翌日。

管理会社の担当者が直接来た。

一緒に天井を確認して、すぐにこう言った。

「これは上からの施工で間違いないです」

そのまま、上の部屋にも向かった。

さすがに今回は、無視できなかったらしい。

すぐにドアが開いた。

昨日と同じ男だった。

でも、表情は少し違っていた。

管理会社が状況を説明すると、最初は否定していた。

「うちは何もしてません」

でも、すぐに確認が入った。

室内をチェック。

床の一部。

ネジ穴。

そして位置。

全部が一致していた。

しばらく沈黙が流れたあと、男は小さく言った。

「……自分で棚つけてて」

やっぱりか。

完全にDIYでやらかしていた。

しかも、下の階まで貫通するレベル。

管理会社からは、その場で注意と指導。

さらに修繕の話まで進んだ。

最初にあれだけ「関係ない」と言い切っていた人が、

最後は何も言えなくなっていた。

あの時ドアを閉めた勢いは、もうどこにもなかった。

結局、天井の修理はすぐに手配された。

費用も、当然ながら上の住人負担。

数日後には、元通りになった。

私は修理後の天井を見ながら、ふと思った。

最初にちゃんと対応してくれていれば、

ここまで大ごとにならなかったのに。

無視して、押し切れると思ったのかもしれない。

でも、そういう問題じゃなかった。

安全の話だ。

私はスマホをポケットにしまいながら、小さく呟いた。

「無視して済む話じゃなかったよね」

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