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“今から帰る”ってLINEしてる夫、実は一番気が利かない説を聞いて、自分の連絡の雑さに気づいた話
2026/05/02 告発

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その日のランチは、いつも通りの雑談だった。

仕事の話、上司の愚痴、週末の予定。

そんな中で、突然出てきたのがあの一言だった。

「“今から帰る”ってLINEしてる夫、だいたい仕事できないよね」

思わず箸が止まった。

「え、普通に言ってるけど」

私はすぐにそう返した。

だって、実際そうしてるし、
特に問題だと思ったこともなかった。

すると彼女は、少しだけ笑って言った。

「取引先にさ、“今から行きます”って送る?」

一瞬で、言葉に詰まった。

……確かに言わない。

普通は、

「◯時◯分頃に伺います」

って送る。

時間をはっきり伝えるのが当たり前だ。

「それと同じだよ」

彼女は淡々と続けた。

「奥さんにもスケジュールあるでしょ」

「夕飯の準備も、お風呂も、子どものことも」

「全部、夫の帰る時間に合わせて組んでるの」

私は何も言えなかった。

今まで、そんな風に考えたことがなかった。

「“今から帰る”って言われたらさ」


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「奥さんは頭の中で計算するの」

「何分後?電車?渋滞?ご飯どうする?」

その一つ一つが、妙にリアルだった。

想像できてしまった。

「でも、“19時20分頃に着く”って一言あれば」

「全部合わせられるの」

「それだけで、全然違うよ」

たったそれだけの違い。

でも、確かに大きい。

「仕事できる人ってさ」

彼女は最後に言った。

「相手の段取りを考えて連絡するでしょ?」

「それを家でやらない人って、本質的に同じだと思うよ」

その言葉が、一番刺さった。

私はその日の午後、少し考えながら仕事をしていた。

自分はどうだったか。

“今から帰る”

それで終わらせていた。

相手にどう伝わるか、
その後どう動くか。

そこまで考えたことはなかった。

ただ、自分が“帰るよ”と伝えたかっただけ。

それは確かに、自己満足だったのかもしれない。

その日の仕事終わり。

スマホを手に取った。

少しだけ考えてから、LINEを打つ。


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「今日は19時45分頃に着くわ」

送信ボタンを押したあと、
少しだけ緊張した。

しばらくして、返信が来た。

「ありがとう。じゃあ、その時間に合わせてお風呂沸かすね」

それだけだった。

でも、なぜかすごく軽くなった。

たった一言変えただけなのに。

今まで気づかなかったことに、気づいた感じがした。

帰り道、ふと思った。

“今から帰る”は、自分の都合。

“19時45分頃に着く”は、相手への配慮。

ほんの少しの違い。

でも、それで家の空気は変わる。

私はその日、初めて理解した。

気が利くって、特別なことじゃない。

相手の時間を、ちゃんと想像することなんだ。

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