最近、このお店に買い物に来ることが多いです。
安いし、品ぞろえもいいし、最高です。
ですが、昨日来た時に気持ち悪いものを見ました。 昨日、お店に来た時に1階の駐車場で 車の中から手をつないで出てきた男の人たちがいました。
同性愛者というやつなのでしょうか?
最近はどんどん増えてきているといいますが、やっぱり見ていて気持ちが悪いです。
お店としては、そういう人たちを入店できないような対策を取ろうとは思いませんか?
そういう人たちは家とかでこそこそ会っていればいいのに…と思います。
対策とかしてくれないなら、二度と来ません。
そういうお店ってことも、インターネットに流します。
この理不尽極まりないクレームに対し、会社の本部はこのように返答しました。
結論から申し上げます。もう来ないでください。 当社では、同性愛者の方も異性愛者の方も関係なく、 皆さま同じお客様として接しております。
お客様は神様だという認識も、誰一人として持っておりません。 皆様大切なお客様です。お客様を侮辱する方を 当社はお客様としてお迎えすることができません。
ですので、二度と来店なさらないでください。
また、当社ではLGBTの方々が多く働いておりますが、 気持ち悪い、辞めさせろといった意見は一切出ておりません。 あなたさまの考え方や感じ方を否定するつもりはございませんが、 LGBTの方々の生き方を真っ向から踏みにじるような言動はおやめください。 それだけをお願い申し上げます。
文面からは怒りが伝わってきます。 しかし、最後はLGBTの方々や、この意見を書いた客に対する思いやりも感じとれます。
差別に対してしっかりと否定し、従業員たちことも気遣う。
素晴らしい対応だと思います。
ネット上の声
この客と店のやり取りは、現代社会に根深く残る偏見と、それに対する企業の勇気ある姿勢を浮き彫りにしています。
客の主張は一見すると、同性愛者に対する嫌悪感に突き動かされているように見えます。しかし、その奥底には、異質なものを排除し、 자신만의 狭い価値観で世界を塗り固めようとする、傲慢さと脆弱さが潜んでいるのではないでしょうか。
「気持ち悪い」という単語で片付けられていますが、一体何がどう気持ち悪いのか、具体的な説明は一切ありません。これは、論理的な思考を放棄し、ただ感情的に相手を攻撃したいという、幼稚な差別意識の表れに他なりません。
一方、店の対応は称賛に値します。客の心無い言葉にも冷静さを失わず、差別を明確に否定し、従業員を守ると断言しています。「お客様は神様」という歪んだ商売論に迎合せず、自らの倫理観に基づいて毅然とした態度を示したことは、多くの人の心を打ったことでしょう。
しかし、問題は解決したわけではありません。この一件は氷山の一角に過ぎず、社会の影には差別や偏見に苦しむ人々が今もなお多く存在します。
重要なのは、このような問題を風化させず、一人ひとりが自分自身の偏見と向き合い、多様性を受け入れる社会を共に築き上げていくことなのです。
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