懐かしい思い出を呼び起こすために、レトロなデザインやインパクトのある味、印象深いCMなどを集めてみました。
フルーツシラップ
まず、1947年に森永製菓から販売された「フルーツシラップ」。これは濃縮されたフルーツジュースで、夏はソーダや水、冬はお湯で割って楽しむものでした。ガラス瓶のデザインもおしゃれでしたね。
プラッシー
1958年に武田製薬工業から発売された「プラッシー」は、みかん果汁入り飲料にビタミンCをプラスしたもので、お米屋さんが配達してくれる果実飲料として知られていました。しかし、競合商品の増加やお米の配達文化の衰退もあり、1980年代には生産中止となりました。
パンピーオレンジ
1960年に発売された「パンピーオレンジ」は、パンピー食品が製造し、明治が販売していた角瓶の飲み物として有名でした。
一時期、ペットボトルで復刻版が販売されましたが、現在は販売中止です。
ncaa
1981年にサントリーから発売された「ncaa」は、スポーツドリンクの草分け的存在で、シルバーの缶と英語表記のデザインがクールでした。カールルイスがCMに起用されたことも覚えている方が多いでしょう。
カピーホワイト
カルピスの短命飲料「カピーホワイト」は、1982年の発売からわずか半年で生産終了となりました。明石家さんまを起用したCMも話題になりました。
新ビーノ
1982年に大塚食品から発売されたノンアルコール飲料「新ビーノ」は、その値段の高さが原因で生産終了となりましたが、後に「ジャワティーストレート」が市場を独占しました。
キリンレモン2101
1984年に発売された「キリンレモン2101」は、「青くてごめん」がキャッチコピーで、若者向けに販売されました。強めの炭酸と、若手俳優を起用したCMが人気でした。
ビターアンドレモン
カルピスから1980年代に発売された「ビターアンドレモン」は、大人向けのレモンの苦味にこだわった炭酸飲料でした。
テラ
1984年に味の素から発売されたアミノ酸配合のスポーツドリンク「テラ」は、ポカリスエットとの競争に敗れて消えました。
コカコーラライト
1984年に日本コカコーラから発売された「コカコーラライト」は、1999年に「ダイエットコーク」に置き換えられました。
サスケ
1984年にサントリーから発売された「サスケ」は、斬新なCMで話題になりましたが、味の不評もあって1年で姿を消しました。
テス
1985年に発売された缶入り紅茶「テス」は、ダンス中心のCMで若き日の沢口靖子やダウンタウンが登場しましたが、ライバルの「ジャワティー」に押されました。
withyouシリーズ
1980年代中期から90年までキリンから発売された「withyouシリーズ」のスイカ味ソーダやアップルウーロンソーダは、斬新なイラストとともに人気を博しました。
ウエスト
1987年にサントリーから発売されたコーヒー飲料「ウエスト」は、大ヒットにはならなかったものの、後の「ボスシリーズ」につながる重要な試金石でした。
CMにはアーノルド・シュワルツェネッガーが出演していました。
今でも手に入る懐かしい飲み物
昭和20年代から30年代にかけて祭りの縁日や駄菓子屋で人気だった「日機水」は今でも生産されています。また、1953年にサントリーから販売された「オレンジエイド」は、飲食店向けに瓶入りで現在も販売中です。ネーポンやミリンダ、カプリソーネ、メローイエローなども復刻版や海外での販売が続いています。
また飲みたい、二度と飲みたくないなど、色々な思い出があるかと思います。このような昭和の飲み物たちが、皆さんの記憶に残り続けることを願っています。
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