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「5歳の娘を男湯に連れて行く」と言い出した夫に止めたら“お前ほんまおもんない”と人格否定…娘より自分の都合を優先した瞬間、私がブチ切れた話
2026/06/21 告発

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朝から、家の中の空気が少し重かった。

末っ子が熱を出していた。

小さな体で布団にくるまり、頬だけ赤い。

私は何度も体温計を確認し、水を飲ませ、汗を拭いた。

休日らしい休日ではなかった。

けれど、五歳の娘は朝から少し退屈そうだった。

「どこか行きたい」

そう目で訴えてくる。

分かる。

ずっと家にいるのはつまらない。

でも、末っ子を連れて外に出るわけにはいかない。

だから私は、今日は家で過ごすしかないと思っていた。

その時、夫が言った。

「じゃあ俺、娘連れて銭湯行ってくるわ」

私は一瞬、手を止めた。

「え、男湯に?」

夫は当然みたいな顔でうなずいた。

「うん。五歳くらい、まだいけるだろ」

私は胸の奥がざわっとした。

銭湯。

男湯。

五歳の娘。

その三つが並んだだけで、どうしても引っかかった。

「周りに変な人がいるかもしれないし、もう五歳なら男湯はやめた方がいいと思う」

できるだけ落ち着いて言った。

責めたいわけではない。

ただ、怖かった。

娘はまだ小さい。


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でも、もう何も分からない年齢でもない。

知らない男性たちがいる場所で、裸になる。

それを「昔は普通だった」で済ませていいのか。

私はそう思った。

すると夫は、すぐ不機嫌になった。

「なんで?そんな銭湯、昔なら五歳ぐらい平気で行ってたわ」

声が少し強くなる。

私は末っ子の額に手を当てながら、夫を見た。

「昔と今は違うよ。私は変な人から娘を守らないとって思う。わざわざ行かなくてもいいんじゃない?」

夫は鼻で笑った。

「お前ほんまおもんないな」

その一言で、部屋の温度がすっと下がった気がした。

おもんない。

そう来たか。

娘の安全を心配しただけで、私は面白くない人間になるらしい。

夫は続けた。

「頑固すぎやろ。お前の人生しょうもないな。お前とおってもなんもおもろないわ。これからお前とおもろいことなんもせんからな」

言葉が、次々と投げつけられた。

私は黙った。

怒りより先に、呆れた。

五歳の娘を男湯に連れて行くかどうか。

その話をしていたはずだ。


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なのに、いつの間にか私の人生批判になっている。

話の飛距離がすごい。

銭湯から人生まで、一気に遠投してきた。

私は深呼吸した。

「今の話、娘の安全の話だよね?」

夫は顔をそらした。

「だから、お前が大げさなんだよ」

大げさ。

便利な言葉だ。

母親の不安を黙らせる時に、よく使われる。

心配しすぎ。

気にしすぎ。

昔は大丈夫だった。

でも、その“大丈夫”は誰が保証するのか。

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