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彼氏と会った翌朝、妹の舌に白いぶつぶつが広がった。「疲れかアレルギー」と笑われたが、検査結果を聞いた瞬間、彼の嘘が崩れた。
2026/07/16 告発

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最初は、ただの口内炎だと思った。

妹もそう思っていた。

前の日に彼氏と外で食事をしていた。

辛いものも食べた。

冷たい飲み物も飲んだ。

だから、舌が荒れただけだと考えた。

でも違った。

朝になっても、しびれは消えなかった。

むしろ強くなっていた。

舌の表面には、小さな白い粒のようなものがびっしり出ていた。

妹は鏡を見ながら、声を震わせた。

「これ、何……?」

私はすぐに病院へ行くよう言った。

妹は最初、嫌がった。

彼氏に写真を送ったらしい。

返ってきた返事は軽かった。

「大丈夫だよ」
「たぶん疲れ」
「俺も前にそうなったことあるし」

その一文で、私は少し引っかかった。

“俺も前にそうなったことある”

なぜそんなに簡単に言えるのか。

なぜ病院へ行けと言わないのか。

妹を説得して、翌日クリニックへ連れて行った。


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診察室で医師は舌を見た瞬間、表情を変えた。

「いつからですか?」

妹は小さな声で答えた。

「昨日の夜からです」

「誰かと接触はありましたか?」

その言葉で、妹の顔が赤くなった。

私は横で黙っていた。

医師は責めるような言い方はしなかった。

ただ静かに言った。

「念のため検査しましょう」

その数日後。

妹のスマホに病院から電話が入った。

再来院してほしい。

その一言で、空気が一気に重くなった。

診察室で医師は検査結果を見ながら言った。

「感染の可能性があります」

妹の顔から血の気が引いた。

医師は続けた。

「相手の方も検査した方がいいです」

その帰り道、妹はずっと黙っていた。

家に着いてから、震える手で彼氏に電話した。

最初、彼はいつも通りの声だった。

「どうしたの?」

妹は泣きそうな声で聞いた。

「病院で感染の可能性があるって言われた。あなたも検査して」

電話の向こうが、一瞬静かになった。

そして彼は言った。

「え、なんで俺?」

その言い方で、私は確信した。


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驚いている声ではなかった。

面倒なことになった、という声だった。

妹は食い下がった。

「前に同じ症状が出たって言ってたよね?」

すると彼は急に不機嫌になった。

「そんなの誰でもなるでしょ」
「俺のせいって決めつけるなよ」

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