この話は、私が義両親との問題と夫との間に巻き起こった波乱についてです。
義両親が我が家に来ることに対して、私は事前に一言も相談されず、突然通帳を勝手に持ち出される事態が起きました。それを知った私は激怒しましたが、最初に驚いたのは夫の反応でした。「俺の親を泥棒扱いするのか!?離婚するぞ!」と言われ、私の方が驚いてしまったのです。
その瞬間、私はずっと感じていた疑問と不満が一気に爆発しました。夫は義両親を擁護し、私を責める立場に立ったのです。しかし、これまでの積年の恨みが積もりに積もった私は、正直言って、「ああ、やっと離婚の時が来たんだ」と思いました。むしろ夫が「離婚するぞ」と言ってくれたことが、私は嬉しかったくらいです。
実は数年前から、息子たちにも「母さん、離婚しなよ。俺たちが面倒みるから」と言われており、今こそその時だと思いました。息子たちの後押しを受けて、私はむしろ「これで話がスムーズに進みそう」と感じていました。
夫はというと、実際には離婚なんて全く考えていなかったようで、私が離婚の決意を示すと、「古き良き日本の伝統を思い出してもらいたかっただけ!」と泣きながら訴えてきました。私には「一体いつの時代に生きているの?」と呆れてしまいました。その「古き良き伝統」というのは、嫁は婚家と旦那に仕え尽くすべきだという、いわゆる時代遅れの考えだったのです。
義両親は、私が家事をこなす合間に、無駄な用事を頼んできたり、家計を圧迫するような要求をしてきたりしました。それに対して、私はしっかり働きながら、自分の給料を全額渡していたのです。このような状況で、夫に敬意を持つことは不可能でした。
私が反論すると、夫は「ちゃんと俺や父さんたちを敬って欲しかった」と言いました。しかし、私がその期待に応える理由は一切ありませんでした。
自分が家事をこなし、大人三人の世話をして、無駄な要求に耐え、私の全てを犠牲にしてまで尽くしてきたのに、なぜ夫の親を敬うべきなのか理解できませんでした。
その後、私が息子たちに「離婚したい」と告げると、予想外の反応が返ってきました。長男から電話があり、彼は「母さんが今まで父さんと別れなかったのは、俺らが社会に出るまではって思ってたからでしょ?俺らが家を出たから、もう母さんが我慢する必要は全くない。俺たちは母さんを応援するから、遠慮しないで」と言われたのです。私はその言葉に驚き、そして感動すらしました。
息子たちの言葉に背中を押され、私は夫との離婚を決意しました。結果的に、私は息子たちと新たな生活をスタートし、これからは自分の幸せを追求して生きていこうと決めました。自分の人生を取り戻すために、私は前を向いて歩き出しました。
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