上司の男性にモーニングコールをお願いされた新卒女性…このことを母に相談すると…
会社に入ると、時にセクハラやパワハラをしてくる上司がいますね。
とある新卒女性は、上司からこんな嫌がらせを受けてたと言います。
そしてそれを母に相談するとお母さんが驚きの行動に・・・
今思えば #MeToo と言えることかな。新卒入社した広告代理店で上司の男に毎朝モーニングコールしてと言われてものすごく嫌で嫌で母に相談したら「代わりにしてあげるわ」と言われ「◯◯の母です、娘が起きれなくてごめんなさいね」とかけてもらったら大慌てしていた。
もう明日からいいと言われた。
お母さんのとった作戦、効果抜群だったようですね!
素敵な親子関係があったからこそのファインプレー。心温まりました。
・辛かったと思うので申し訳ないのですが、対処法が秀逸過ぎて笑ってしまいました!
・娘の為に、そんな対処出来るような母親でいたい
・モーニングコール頼むのも謎だし、お母さんだったら態度変えて大慌てするという二段階のキモさ
・まさに賢母ですね。その不埒な上司は懲りたのではないですか
・これ、冗談のような話と思われがちですが、似たような話を聞いたことがあります。その子は話を聞いた時点で嫌気がピークに来てて、会社辞めちゃいましたが。
男から見てもクソな奴でしたねえ
上記の内容への声
一見、ユーモラスな親子のやり取りに「スカッとした!」と感じる人もいるでしょう。しかし、この出来事の根底にある闇は、そんな爽快感で片付けられるほど軽いものではありません。
まず、上司の男性が新卒女性にモーニングコールを依頼すること自体、職権を背景としたハラスメントの疑いが濃厚です。
彼の中で、新入社員は自分の都合で動かせる存在、プライベートにまで介入できる対象とでも思っているのでしょうか。このような歪んだ意識が、職場における性差別の構造をより強固なものにしているのです。
そして、母親の取った行動。確かに効果は絶大だったと言えるでしょう。しかし、それはあくまでもその場しのぎの解決策に過ぎません。根本的な問題は解決されておらず、むしろ上司の男性は、母親の介入によって「面倒なことになった」という程度の認識しか持たなかった可能性も否定できません。
この出来事を通して最も危惧すべき点は、このようなハラスメントが「よくあること」「我慢すれば済むこと」と、社会的に容認されつつあることです。コメント欄に見られる「笑ってしまいました!」といった反応は、まさにその証左と言えるでしょう。
真に心温まる社会とは、このようなハラスメントが笑いのネタとして消費されるのではなく、断固として糾弾される社会であり、被害者が声を上げやすい環境、そして、その声を真摯に受け止める体制が整った社会であるはずです。
私たち一人ひとりが、この問題に対する意識を改めていく必要があるのではないでしょうか。
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