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「だ、大丈夫?絶対こすってるよね…」駐車場で見つけたレクサスとベンツの“ほぼ接触”状態。ベンツの持ち主は「当たってないでしょ?」と強気だったが、写真と監視カメラを確認した瞬間…
2026/05/28 告発

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駐車場に車を停めて、店に入ろうとした瞬間だった。

ふと横を見ると、思わず声が出そうになった。

黒いベンツと、シルバーのレクサス。

二台の高級車が、ありえないほど近い距離で向かい合っていた。

いや、向かい合っていたというより、もう“ほぼ接触”に見えた。

ベンツの後ろについているスペアタイヤカバーが、レクサスの後ろバンパーに今にも当たりそうな位置まで迫っている。

その隙間は、指一本入るかどうか。

私は思わず立ち止まった。

「だ、大丈夫……?」

頭の中でそうつぶやいた。

しかも、よりによって高級車同士。

軽く擦っただけでも修理費が笑えないことになる。

レクサスもベンツも、車に詳しくない私ですら分かるくらい存在感がある。

そんな二台が、狭い駐車場の中で、まるで無言で睨み合っているように止まっていた。

最初は、たまたまそう見えるだけかと思った。

でも、よく見ると白線の位置がおかしい。

レクサスはまだ車枠の中に収まっている。

一方で、ベンツのほうは車体が大きいこともあって、明らかに前へ詰めすぎているように見えた。


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「これ、後ろ見えてたのかな……」

そう思った瞬間、胸の奥がざわついた。

もし当たっていたら?

もしレクサスの持ち主が戻ってきて、傷に気づかなかったら?

もしベンツの持ち主が何も言わずに出ていったら?

駐車場でよくある話だ。

ちょっと擦ったかもしれない。

でも誰も見ていない。

だからそのまま去る。

そんな無責任な人間がいるから、真面目に停めている人が泣き寝入りする。

私はそのまま店に入る気になれなかった。

スマホを取り出し、まず全体の写真を撮った。

車同士の距離。

車位の白線。

ベンツの位置。

レクサスの後ろバンパーとの隙間。

いろいろな角度から、状況が分かるように撮った。

もちろん、面白半分ではない。

あとで揉めたとき、事実を確認するためだ。

そのあと、店の中に入って店員さんに声をかけた。

「あの、駐車場で車がかなり近い状態になっていて、もしかしたら接触しているかもしれません。車の持ち主さんを呼んでもらえますか?」

店員さんはすぐに外を確認し、表情を変えた。


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「あ、これは……近いですね」

そして店内放送で車の持ち主を呼び出してくれた。

しばらくして、先に出てきたのはレクサスの持ち主だった。

年配の男性で、車を見た瞬間に顔色が変わった。

「え、これ当たってない?」

その声には、怒りというより不安が混じっていた。

当然だと思う。

自分の車が戻ってきたら、知らないうちにこんな状態になっている。

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