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“自家栽培です”って言われて買ったさつまいも、切ったらほとんど腐ってた——声をかけた瞬間、おじいさんの顔が変わった
2026/04/02 告発

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「“自家栽培です”って言ってた、ボロボロの服を着たおじいさんから買ったさつまいも、切ったらほとんど全部腐ってた。」

最初は見間違いかと思ったけど、一本じゃなかった。
何本切っても中は黒くて、食べられるものがほとんどない。

……は?

正直、あの見た目だったから、少しでも助けになればと思って全部買ったのに。

嫌な予感がして外に出たら、その人まだ同じ場所で売ってた。

しかも補充してる袋、イオンの袋。

ちょうど別の人が買おうとしてて、思わず言った。

「それ、買わない方がいいです」
その瞬間——
おじいさんの顔が、一気に変わった。

さっきまでの、あの少し弱々しい表情はどこにもなかった。

じっとこちらを見てくる。

何も言わない。


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でも、明らかに空気が変わった。

……ああ、そういうことか。

そう思った。

隣でさつまいもを手に取っていた人が、少し戸惑った顔でこちらを見た。

「え、そうなんですか?」

私は袋を見せた。

「中、ほとんど腐ってます」

その人は一瞬止まって、手を引っ込めた。

「え…それはちょっと…」

そのやり取りを見て、おじいさんが口を開いた。

「そんなことないよ」

低い声だった。

さっきとは全然違う。

「ちゃんとしたやつだよ」

私は少しだけ息を吐いた。

「じゃあ、これ見ますか」

袋から一本取り出して、その場で割った。

中は、やっぱり黒かった。

周りにいた人も、思わず覗き込む。

「あ…」

小さな声が漏れる。

私は続けて、もう一本。

また黒い。

さらにもう一本。

やっぱり同じだった。

沈黙が落ちた。

さっきまで普通に流れていた時間が、少し止まった気がした。

おじいさんは何も言わない。

でも、表情は明らかに硬くなっていた。

その時だった。

「どうしたんですか?」

通りかかった人が声をかけた。


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さっきの人が言った。

「このお芋、ほとんど腐ってるみたいで…」

「え?」

また人が集まる。

誰かが言った。

「さっきも買おうと思ってたけど…」

空気が少しずつ変わっていく。

私はその場で、静かに言った。

「これ、最初から分かってて売ってますよね」

おじいさんはすぐには答えなかった。

少し間があってから、

「…そんなことない」

とだけ言った。

でも、その言い方は弱かった。

私は袋を軽く持ち上げた。

「じゃあ、これどうします?」

おじいさんは、舌打ちするように息を吐いた。

そして、少しイラついた声で言った。

「じゃあ返すよ」

ポケットからお金を出して、差し出してくる。

その顔は、さっきとは全然違った。

少し苛立っているような、

面倒くさそうな表情だった。

「ほら、これでいいだろ」

そして続けて言った。

「もう来なくていいからな」

「商売の邪魔すんな」

その言い方に、少しだけ胸が引っかかった。

でも私は、そのお金を見て——

少しだけ考えて、

首を振った。

「いえ、大丈夫です」

おじいさんが一瞬、眉を動かした。

「いらないのか?」

私は静かに言った。

「お金はいらないです」

「でも——」

少しだけ間を置いて、

続けた。

「これから、こういうの売るのはやめた方がいいと思います」

周りが静かになる。

私は続けた。

「買う人、みんな悪い人じゃないですよ」

「むしろ、信じて買ってる人ばっかりです」

おじいさんは何も言わなかった。

ただ、少しだけ視線を落とした。


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私はそれ以上何も言わなかった。

その場を離れた。

正直、スッキリしたかと言われたら、

そうでもなかった。

でも——

あのまま何も言わなかったら、

もっと嫌な気持ちが残っていたと思う。

それからしばらくして、

同じ場所を通った。

あの場所には、もうさつまいもはなかった。

代わりに、

小さなテーブルと、

色とりどりのおもちゃが並んでいた。

そして、

あのおじいさんがいた。

前よりも少しだけ、きれいな服を着ていた。

通りかかる子どもに、

何かを説明している。

その顔は、前とは違って見えた。

子どもが笑って、

おもちゃを手に取る。

おじいさんも、少しだけ笑っていた。

その光景を見て、

私はそのまま通り過ぎた。

たぶん——

あれでよかったんだと思う。

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