ある母親が、亡くなった赤ちゃんの写真をSNSに投稿し、その行為が大きな議論を巻き起こしています。この母親は、生前の写真、遺体の写真、そして葬式の写真をFacebookに投稿しました。赤ちゃんが乳幼児突然死症候群で亡くなったことを共有し、その悲しみをSNS上で分かち合いたいと思ったのでしょうが、その方法が問題視されています。
母親は、赤ちゃんがまだ生きていた頃の写真と共に、遺体の写真や葬式の写真も投稿しました。生前の写真だけであれば多くの人が理解を示したかもしれませんが、遺体の写真を公共の場に晒すことには多くの批判が集まりました。
「生前と仏壇の写真だけにしておけば良かったのに…」「遺体の写真を撮ること自体おかしいと気付かなかったのでしょうか?」といった意見が飛び交いました。
この赤ちゃんは乳幼児突然死症候群(SIDS)で亡くなったとされています。これは、6,000〜7,000人に1人の割合で発生する病気で、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく眠っている間に突然死亡してしまうものです。この悲劇に見舞われた家族にとっては、非常に辛い経験であることは間違いありません。
SNS上では、この母親の行動に対して厳しい意見が寄せられました。
「生前の写真や遺影なら問題ないのに、なぜ遺体なのか?」 「一体どういうつもりで投稿しているのか」 「同情できない」
これらのコメントからも分かるように、多くの人々がこの投稿に対して強い不快感を抱きました。
SNSの普及により、私たちのプライベートな瞬間が簡単に共有されるようになりました。
しかし、どのような内容を共有するかについては慎重になるべきです。特に死を扱うテーマは、慎重な配慮が必要です。SNSに投稿すること自体は悪いことではありませんが、その内容や方法については、より多くの人々が納得し、理解できるものであるべきです。
この母親だけでなく、他にも葬式の写真をSNSに投稿する事例があります。例えば、友人たちが亡くなった友達の葬式で撮った写真をSNSに投稿し、その写真にはご遺体のそばで参列者がピースサインをして写っているものもありました。これには「亡くなった人をそのような形で扱うなんて怒りがこみ上げてきます」というコメントが寄せられ、多くの人々がその行動に対して強い反感を抱きました。
さらに、亡くなった赤ちゃんと一緒に写真に映る母親の姿もSNSに投稿されました。これについても「メイクして撮ってもらっているように見える…」という意見がありました。これがSNS依存症の一種なのか、それとも悲しみを共有したいという純粋な気持ちからなのか、その意図を判断するのは難しいところです。
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