これは、昨年末に起きた出来事です。市内のスーパーの駐車場で、一万円札を拾った小学3年生の男児2人が、その後の行動で大きな話題を呼びました。彼らの行動は、多くの人々に感動を与え、心温まるエピソードとして語り継がれています。
その日、学校が終わった後、友達同士の男児2人はスーパーの駐車場で遊んでいました。ふとした瞬間、一枚の一万円札が地面に落ちているのを見つけました。「こんな大金が落ちてるなんて…」と驚きつつも、彼らはすぐに「交番に届けよう」と決意しました。正しい行動をとるという彼らの決意は、小さな心に大きな責任感を持っていた証です。
二人は一万円札を持って、近くの交番へと向かいました。交番に到着すると、女性署員が親切に対応してくれました。「落とし物を拾いました」と緊張しながら話す二人に対して、署員は丁寧に手続きを進めました。その時、二人の心には「このお金の持ち主が見つかればいいな」という純粋な思いがありました。
それから3ヶ月が経ちました。日本の法律では、届出の日の翌日から3ヶ月が経過しても落とし主が現れなかった場合、拾った人がその落とし物を受け取る権利を取得します。そのため、二人は再び交番を訪れました。手続きを済ませた女性署員から、一万円札が手渡されました。
その瞬間、二人はすぐに会計課の窓口にあった東日本大震災の募金箱に向かいました。
「震災で苦しんでいる人たちのために使ってほしい」との思いで、一万円札を募金箱に入れました。この行動に、交番の署員も驚き、そして感動しました。「ありがとう。二人の思いは、きっと被災地に届くと思いますよ」と、署員は感謝の言葉をかけました。
このエピソードは、最近の世の中でギスギスした話が多い中、純粋で心温まる出来事として、多くの人々の心に響きました。小学3年生の二人の男児が見せた正義感と優しさ、そして困っている人々への思いやりは、多くの大人たちにとっても大きな教訓となりました。
彼らの行動は、単なる善意の行動にとどまらず、人々に感動と希望を与えました。これからも、彼らのような心優しい行動が広がり、多くの人々が手を取り合って助け合う社会が築かれていくことを願っています。
⋆めちゃくちゃ良い話です。 小学3年生なんて欲しい物だらけのはずなのに募金するとは… 頭が下がります。
⋆拾ったお金に落とし主が現れないから、 募金箱に 世の中まだまだ捨てられない。
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