朝、郵便受けを開けて、手に取った給与明細を見た瞬間、目が点になった。
基本給 104,000円…え、これだけ?
手取りは少なくとも十数万だと思っていたのに、最終的に手に入るのはわずか数万。
「ま、まさか…」
心の中で小さく震えた。
一瞬、怒りと無力感が同時に押し寄せる。
“どうしてこんなに少ないんだろう?何か計算間違いじゃないのか?”
まずは落ち着こうと深呼吸。
給与明細をじっくり見る。
手当欄、控除欄…
社会保険、雇用保険、所得税、住民税、各種控除…あっという間に104,000円が10万を切っていく。
数字を何度も見直すけど、どうやら間違いはなさそう。
疑念は膨らむ。
「会社に確認してみよう…」
メールを打つ手が少し震えながらも、必要な項目を列挙し、問い合わせを送信。
返事が返ってくるまでの間、心臓がバクバクして落ち着かない。
数時間後、返信が届く。
「給与明細の各項目は正しいです。控除の結果、手取りはこの金額になります。」
え…つまり、間違いじゃないのか。
でも、正直なところ、心理的ショックはまだ収まらない。
どうやら、会社の制度上、こうなるのが普通らしい。
私はノートを開き、自分で計算してみる。
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