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「ここ、あなたの駐車場じゃないですよね?」駅前ロータリーの歩道に毎朝はみ出す黒い車。坂道から自転車が飛んでくる危険な場所なのに、パトカーまでスルーしたので、私は黙って“ある記録”を取り始めた…
2026/06/04 告発

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駅前ロータリーの歩道に、毎朝のように黒い車が半分はみ出して停まっていた。

最初に見たときは、正直「たまたまかな」と思った。

でも違った。

次の日も、その次の日も、同じように車の前半分が歩道をふさいでいる。

しかもそこは、ただの道じゃない。

駅前のロータリー。

朝は通勤の人が急ぎ足で歩き、学生が自転車で坂を下ってくる。
お年寄りも通るし、ベビーカーを押したお母さんも通る。

道幅はもともと広くない。

そこに車がはみ出しているせいで、歩行者は自然と車道側へよけるしかない。

私は毎朝そこを通るたびに、胸がザワッとした。

「これ、いつか絶対事故になる」

そう思っていた。

特に怖かったのは、自転車だった。

駅へ向かう坂道だから、下りの自転車は思った以上にスピードが出ている。

歩行者が車をよけて一歩外側に出る。


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その横を、自転車がスッと抜けていく。

たったそれだけのことに見えるかもしれない。

でも、その一瞬でぶつかれば、転ぶのは歩行者だ。

お年寄りなら骨折するかもしれない。
子どもなら車道に倒れ込むかもしれない。
ベビーカーなら、考えただけで怖い。

それなのに、その黒い車は毎日そこにいた。

まるで「ここは自分の場所です」とでも言うように。

ある朝、私はとうとう我慢できなくなった。

また車が歩道にはみ出していた。

そのせいで、杖をついたおじいさんが少し大きく外側へ回り込んだ。
ちょうどそのタイミングで、坂の上から自転車が下りてきた。

自転車の人も慌ててブレーキをかけた。

キッと音がした。

おじいさんは驚いて立ち止まり、私は思わず声を出しそうになった。

幸い、ぶつからなかった。

でも、ぶつからなかったからセーフ?


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違う。

事故にならなかっただけで、危険だったことは変わらない。

私はその場でスマホを出して、車の停め方を撮った。

歩道をふさいでいる位置。
坂道との距離。
人がよけて歩いている様子。

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