今、妻が妊娠中だ。日々、彼女のお腹の中で新しい命が育まれていることに、嬉しさとともに少しの不安も感じている。もちろん、妊娠は素晴らしいことで、何より妻と子供が健康でいてくれることが最も大切だと分かっている。しかし、正直に言うと、あることでどうしても心が落ち着かないのだ。それは、妻が「女を捨てておばさんになっていく」のだけは避けて欲しいという気持ちだ。
これについては、妻と何度も話してきたことだ。妊娠中の女性にとって、体型の変化や体調の不調は避けられないものだとは理解している。しかし、それを理由にどんどん自分を疎かにしてしまうのではないかという恐れが、どうしても消えない。特に、産後に「ブクブク」になってしまうことを恐れている自分がいる。それはあくまでも僕の理想で、無理を強いるつもりはない。しかし、言い過ぎると喧嘩になり、微妙なバランスが崩れてしまう。さじ加減が非常に難しい問題だと感じている。
妻に求めるだけではなく、僕自身もその努力をしている。
例えば、食生活を気をつけ、健康的な生活を心がけているし、体型維持のためにジムにも通っている。妻が産後も元気で美しい母親でいてほしいという願いから、自分もできることをしようと決めた。しかし、そんな理想を口に出すたびに、妻との関係がギクシャクしてしまうことがある。たとえそれが小さなことだとしても、言い方一つで喧嘩に発展してしまう。
理想的には、妻も子どもを持ちながら美しさを保ち、家族にとってかっこいいお父さん、かわいいお母さんであってほしいと願っている。だが、現実は簡単ではない。
特に妊娠中や産後の体の変化には、どうしても時間がかかるし、それに伴う精神的な負担もある。子どもが生まれると、どうしてもその子を最優先にしなければならないのは当然だ。妻が自分の体型や外見に気を使うことが後回しになってしまうのも理解できる。
それでも、少しでも自分の体に気を使い、美しさを保とうとする姿勢は、家族全員にとって良い影響を与えると思う。
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