日本の昭和を代表する歌手、布施明さんの現在と彼の壮絶な恋愛事情、さらには再婚の真相に迫ります。布施明さんと言えば、「君はバラより美しい」や「シクラメンのかほり」で広く知られ、多くの女性とのスキャンダルが絶えなかったプレイボーイなイメージの歌手です。今回は、その華やかな過去と現在の姿に深く迫りたいと思います。
布施明さんは1947年12月18日に東京都三鷹市で生まれました。出身地こそ東京ですが、長年にわたり横浜市に住んでいました。横浜市青葉区の落ち着いた住宅街に位置する、白い洋風の立派な一軒家で、布施さんは家族と共に過ごしていたと言います。この家は広大な敷地を持ち、ガレージには2台の車が収容されていました。
しかし、2015年にこの家は売却され、その後取り壊されてしまいました。
布施さんは1965年にシングル「君に涙と微笑みを」で歌手デビューを果たし、1975年にリリースしたシングル「シクラメンのかほり」でミリオンセラーを記録。これにより彼は日本の歌謡界での地位を確立しました。代表曲には「日差しの中で」や「恋のサバイバル」などがあり、昭和のアイドル歌手として多くのファンを魅了しました。
1978年、布施明さんはカネボウ化粧品のテレビCMで共演したイギリスの女優オリビア・ハッセと出会い、1980年に電撃結婚を発表しました。当時、布施さんは33歳、オリビアさんは29歳でした。オリビアさんは17歳で映画「ロミオとジュリエット」に主演し、瞬く間に世界的な人気女優となっていたため、二人の結婚は国際的な話題となりました。しかし、日本に戻ってからは、布施明さんの人気は次第に低下し、1989年には離婚しました。
布施さんとオリビアさんの間には、30歳を超えた息子マクシミリアンがいます。マクシミリアンさんは母親のもとアメリカで生活しており、布施さんとは別々に暮らしています。布施さんの恋多き人生の一つのピークがオリビアさんとの結婚だったと言えるでしょう。
それ以前から布施さんは恋愛スキャンダルの常連で、1972年には加賀まりこさんとの隠された交際が噂されていました。
加賀さんは未婚の母として子供を産んだものの、父親が布施さんであったかどうかは不明です。交際は長くは続かず、破局を迎えましたが、布施さんと加賀さんの関係が世間に知られることはありませんでした。
また、布施さんは1970年代後半からフォークソングブームの影響を受け、多忙なタレント活動をこなしていました。音楽番組で吉田拓郎さんとトラブルになったこともありますが、時代の変化と共に彼の音楽活動は進化を遂げていきました。
そして、布施さんの人生に再び転機が訪れたのは2013年でした。布施さんは長い間の友人でありファンでもあった女性、森川由加里さんとの再婚を発表しました。森川さんは1987年の大ヒットドラマ「男女7人秋物語」の主題歌「SHOW ME」を歌い、その後も芸能界で活躍していました。
布施さん65歳、森川さん50歳での初婚ということで、二人は長く大人の付き合いを続けた後に結婚を決意したようです。
布施明さんの再婚は、彼の人生における新たなスタートを象徴する出来事であり、彼の音楽活動も充実しています。2015年にはデビュー50周年記念ライブを成功させ、全国ツアーを行い、今なお多くのファンに愛され続けています。布施さんの存在は、これからますます輝きを増していくことでしょう。
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