朝、いつものように玄関を開けて、
新聞を取りに出た瞬間だった。
「……は?」
思わず声が出た。
うちの門柱——
表札とインターホンとポストが一体になっているあの柱が、
ぐにゃっと傾いていた。
しかも、
カバーは外れ、
部品が地面に散らばっている。
完全に壊れている。
私は慌てて駆け寄った。
「なんで!?」
よく見ると、
明らかに車がぶつかった跡だった。
ポールの根元が曲がり、
外装パネルも割れている。
その瞬間、
私はあることを思い出した。
——これ、三回目だ。
最初は去年の秋だった。
朝起きたら、
同じように門柱が曲がっていた。
その時は、
「誰かがミスしたのかな」
と思い、
仕方なく修理した。
でも、
春にまた壊された。
しかも、
直したばかりだった。
さすがにおかしいと思った私は、
防犯カメラを設置した。
そして今回。
三回目。
私は深く息を吐いた。
「……やっぱりか」
家へ戻り、
すぐスマホで防犯カメラの映像を確認した。
時間は昨夜。
画面には、
見慣れた車が映っていた。
隣の家の車だった。
以前から、
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