沖縄県内に住む30代の女性は、夫と4歳の娘との3人暮らしだ。
共働きだったが、夫が育児ノイローゼで入院。出産後2か月で職場復帰し、家計を支えることになった。しかし、夫の看病などで働く時間が削られていった。
――ミルクを薄めたことはありますか?
「子供に影響があると思ってたので、極力したくなかった。どうにか頑張ってました、薄めずに。でも1、2回ぐらい(薄めた)。本当に苦しくて相談したら、今でも覚えてる。夜7時ぐらいにバイクに乗って(ミルクを)届けてくれて」
女性にミルクを届けたのが、支援団体「共育ステーション つむぎ」の髙良久美子代表。
行政などにミルクが買えないと相談しても、つれない対応をされるケースも多いという。
共育ステーションつむぎ 髙良久美子 代表
「お母さんたちが相談に行って、すぐに言われるのが、『なんでその状態で赤ちゃん産んだの?』とお母さんを責めることが最初なんです。『なんで産んだの?』って言われたら、それだけでヘルプが出せなくなります。私が当事者なら、耐えられないと思います」
<この記事への反応>
男が悪いんやん
公務員は国民の敵
女は金が無い上に、医療費も保険使えず支援なし
なのに産めとか言って産んだらこれ
お前ら行政が悪いんだろが
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