タレントの松居直美(54)が16日、フジテレビの「はやく起きた朝は…」に出演し、番組中に感動の場面がありました。
この番組は、1994年4月に開始した長寿番組で、その日は松居を含む3人が同年代で、ビーズ手芸が趣味だという女性視聴者からプレゼントが届きました。そのプレゼントは、作られたビーズのストラップで、森尾由美には愛犬「オレオ」、そして、松居には愛猫「ハナちゃん」にそっくりな作品が届けられました。
しかし、松居は長年共演する磯野貴理子(58)がそのお便りの文面を読んでいる時からすでに涙目でした。磯野から「ハナちゃん」のストラップを手渡されると、松居はポロポロと涙を流して号泣し、「涙で前が見えない…」と口にした後はなかなか言葉を発することができない状況になりました。
磯野は松居の気持ちを代弁しながら、「ちゃんとハナちゃんでしょ?」と言いながらもらい泣きし、「直美ちゃん…。良かったね。ハナちゃん、うれしいよね。大事にしようね、それね」と語りました。そして、「ハナちゃんが今ね、ちょっと調子悪いのね」と視聴者に短く説明しました。
ハナちゃんは、2020年6月に松居が家族に迎えた当時13歳のオスの元保護猫であり、松居にとって心の支えとなっています。松居は1年前に愛犬「豆」が虹の橋へと旅立ち、大きなペットロスに見舞われた際、救ってくれたのがハナちゃんでした。現在、ハナちゃんは体調を崩しており、闘病中です。松居は視聴者からのプレゼントに感謝し、「ありがとうございます…」と述べました。
ネットから上記の内容への見解:
松居さんの涙に、多くの人が心を打たれたことでしょう。しかし、私は彼女の涙の裏に隠された、別の感情にも気づかざるを得ません。
それは、愛猫の闘病という不安と隣り合わせの日常の中で、視聴者からの温かいプレゼントによって、束の間の「感動」を演出することへの、ある種の安堵感ではないでしょうか。
長寿番組という安心感、同世代の視聴者からの共感、そして愛猫への同情。こうした要素が完璧に揃った状況で、涙を見せることは、視聴者からの同情を集め、結果的に好感度アップに繋がるという計算が、彼女の深層心理に働いていたとしても不思議ではありません。
もちろん、彼女がハナちゃんを心から愛し、その体調を案じていることは事実でしょう。しかし、それを公の場で涙を見せることで表現することには、どこか作為的なものを感じずにはいられません。
真の愛情は、言葉や涙ではなく、日々の行動で示されるべきものです。ハナちゃんの闘病という現実に向き合い、静かに寄り添うことこそが、彼女の愛猫への真の愛情表現ではないでしょうか。
今回の涙は、視聴者への感動という舞台装置の一つに過ぎなかったのかもしれません。
私たちは、感動の演出に流されることなく、その裏に隠された真実に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
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