142 :名無しさん@おーぷん 2016/06/12(日) 09:23:11
昔、夫が慕っている父方の祖母に婚約の報告に行ったことがある。
そこは徳島の藍染の町で、婚約のお祝いにと反物をプレゼントしてくれた。
そして和裁が趣味の私の祖母が、それで浴衣を縫ってくれた。
その後結婚してふたり子供を産んで膨らんでサイズ的に着られなくなって、
袖を通したのは5年ぐらい。
仕立て直せばいいんだけど、ふたりの祖母が他界してしまって
なんとなくそのまま残しておきたかった。
いつか娘が着ればいいなと思ったし、藍染だから落ち着いた柄だし。
その大事な思い出の藍染の浴衣、勝手に弟嫁が和箪笥から抜き取って行った。
その少し前、借りたいって言われて断った。これは大事なものだからって。
なのに子供連れて遊びに来た時に、たまたま義母から電話があって話してる隙に持ちだして
車に先に積んでたらしい。やり口が完全に泥棒だ。
しかも着用したあと、クリーニングにも出さずに畳んで元の場所に戻していた。
私が気付いたのは本当に偶然で、うちの和箪笥は造りが良すぎて引き出しを閉めると
別の引き出しが手前に出て来る。それを押して閉めると別の引き出しが出て来る。
きちんの閉めるにはコツがあるんだ。
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